KeynoteでA4縦サイズの印刷資料を作る手順・縦書き変更方法も

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KeynoteA4縦サムネイル

Keynoteはプレゼンテーションのためだけではなく、印刷用の資料作りにも活用できます。簡単な印刷物でしたら、難しいソフトを使わずとも、Keynoteだけで十分な場合も多いです。

今回は、KeynoteでA4縦サイズの印刷資料を作る手順を説明します。また、テキストは基本横書きですが、縦書きに変更する方法についても説明します。ぜひ、参考にしてください。

1. まずはA4縦ぴったりのサイズを知ろう

A4サイズは「横210mm×縦297mm」です。しかし、keynoteの場合mmでの指定はできず、pt(ポイント)で指定する必要があります。

pt(ポイント)で指定する場合は、

595pt×842pt(※1mm≒2.83pt)

であることを押さえておきましょう。

2. 「書類」の「スライドサイズ」のプルダウンを選択

それでは、Keynoteのスライドをデフォルトの横から縦サイズに変更していきましょう。

ツールバーにある「書類」を選択していただくと、サイドバー下部 に「スライドのサイズ」という項目がありますので、項目内にある「カスタムのスライドサイズ」をクリックしてください。

A4縦への変更方法

3. 幅を595pt・842ptへ変更する

以下のような画面が出ますので、幅を595pt、高さを842ptに設定してOKボタンを押すとスライドサイズが変更されます。

A4縦へのサイズ変更画像

point

操作しやすくするために表示を変更してみよう

スライドサイズをA4縦書きサイズに変更すると、スライドの一部しか表示されず操作しにくい場合があると思います。そんな時は、ツールバー左部にある、「拡大/縮小」を選択して、表示サイズを調整してみてください。

「ウインドウに合わせる」を選択すると自動的に最も大きなサイズで表示してくれます。

Keynote表示サイズの変更方法

4. テキストを縦書きにしてみよう

日本人が利用する場合、テキストを縦書きにしたいという場面が出てくることがあります。しかし、残念ながらKeynoteに縦書き機能はありません。

そのため、長い文章を縦書きで作っていきたい場合は、Keynoteの利用をあきらめた方が良いです。

しかし、キャッチコピー等の短い文章でしたら、強引に縦書きにすることはできます。

最も簡単に縦書きにするには、通常通りテキストを打ち込んだ後に、テキストボックスの幅を狭くし、テキストを1文字づつ改行されるようにしましょう。

keynote縦書きの方法

縦書きの結果

point

行間が大きすぎる場合は行の「間隔」で調整

紹介した縦書きの方法で行うと、文字と文字の間のスペースが気になる場合があると思います。改行することで強引に縦書きにしていますので、この文字間の調整を行うには、行間の調整を行います。

テキストボックスを選択した状態にすると、サイドバーに「間隔」という項目がありますので、「行」の幅を任意のサイズに調整していきましょう。
※細かな調整を行う画面にならない場合「間隔」左部分にある三角を押してください。

縦書きの行間を小さく

5. PDFファイルに変換してから印刷しよう

Keynoteで縦サイズのファイルをそのまま印刷しようとすると、横の紙で縦の印刷がされたり、表示を調整するのが若干面倒です。

そのため、資料が完成したらそのまま印刷するのではなく、一度PDFファイルに変換保存することがおすすめです。

PDFファイルにするには、メニューバーにある「ファイル」の中の「書き出し>PDF」を選択します。

進めると保存場所を聞かれるので、任意の保存場所を選択して保存してください。

KeynotePDFへの書き出し方法

6. さいごに

KeynoteでA4縦サイズの印刷資料を作る方法と、Keynoteで縦書きにする方法を説明しました。

残念ながら、Keynoteには縦書き機能はないため、縦書きの方法については、若干強引な方法ですが、多くの場合、実現したいことは表現はできると思います。ぜひ、参考にしてください。

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